はなまるうどんのメニューを全制覇しました

以前ぼくは松屋のメニューを全制覇したことがありました

http://d.hatena.ne.jp/osobaman/20120203/1328275731


それでまた悪いコンプリート癖が出て、はなまるうどんでも同様に、全部のメニューを制覇することにしました。


メニューによっては元々入っている、追加のネギとか半熟たまご、一部店舗にしかないお惣菜、アサヒスーパードライとか酎ハイとかラムネといったはなまるうどんでなくても買えるものなど、そういう細かいのはスルーしました。


あと、全部小サイズで頼みました。


松屋の全十九回に比べ、はなまるうどんは全十六回(今もうメニューにないものを含めると全十七回)と短く、松屋より格段においしいし、好きな麺類ということで非常に楽でした。



かけ


はなまるうどんといったらこれです。
親の敵みたいに揚げ玉をかけています。
後の写真を見ると判りますが、揚げ玉を入れると全部同じうどんに見えてしまう気がした為、投入を禁じました。
高校生の頃、お腹が空いて小では満足できないという時には、かけの中を頼まず、かけの小を二つ頼むことによって同じ金額で多くつゆを得るという、ふつう人が思い付いてもあんまりやらない感じのことをやっていました。




温玉ぶっかけ


これもまた揚げ玉のってますが以後ないのでご安心下さい。
濃いつゆにつけてあるタイプのうどんでは揚げ玉がやわらかくならず口内に異物感が生じるのであまりオススメできません。
これは手癖で間違ってかけたものです。




すだちおろししょうゆ


夏季限定メニューで今はもうありません。
画像が残ってたので載せました。




塩豚温玉ぶっかけ


何故かはなまるうどんは塩豚を推しており、この他に塩豚おろし、塩豚ネギと三種類あります。
お肉がのってるので豪華な感じはするんですが、ちょっと胡椒がききすぎてるかなと感じました。





ざる
鶏の唐揚げ
うずらフライ


うどんの位置がおかしいですが、これは店員さんが急いでいた為に、うどんがちょうど良いポジションにいかなかったためです。
全メニューを制覇すると決めて、揚げ物なども食べ始めました。




釜揚げうどん
いわし梅しそ天
えび天
冷奴


釜揚げうどんは器がたいへん大きく、なんだか豪勢な気分になれました。
釜揚げ、釜玉の二つは茹で立ての麺を使用する為、十分前後の時間を取られることがあります。
運が良ければ待たずに食べられます。
これはオソバマンこと枝ハルからのアドバイスなのですが、揚げ物の棚で一個だけ余っている場合は時間経過により味が劣化していることが多いので食べない方が良いです。
このえび天は正にそれで、もはや食品サンプルみたいになっていました。
揚げ物棚はライトアップされており、一見しただけでは状態の判断が困難です。
いつもガラスケースの中でバカみたいに鎮座していてなんだかおろかな様子だよな〜と思っていた冷奴を食べました。





釜玉
げそ天
昆布おにぎり


海苔が添えられています。
げそ天は多足で「あれ?これで一個かな?これとこれ繋がってて本当は二個なのかな?ん?」と混乱の渦に叩き込まれましたが無事一個を得ました。
おにぎりは店員さんが握っているようです。




ぶっかけ
カレー
かぼちゃ天


これはカレーセットというデブメニューです。
うどん五種の中から選べます。
499円と、単品でこれらを頼んだ時より200円近くお得です。
ぼくはかぼちゃの天ぷらが好きです。
虹型のフォルムが良いですよね。




ゆずとろろ昆布
いか天


ぼくはとろろというのがあまり好きではないのですが(食べられなくはない)、ゆずが良いアクセントになっていて食べやすかったです。




まるごとわかめうどん
塩豚丼
さつまいも天


これもデブセットです。
550円と、カレーセットより50円高い。
塩豚丼はやはり味付けが濃く、少しくどいかなと感じました。
ご飯もなんだか水気でぺしゃぺしゃしていたし、いまひとつでした。
まるごとわかめうどんなのですが、ぼくはわかめというものがどう生まれどう育ちどのような形態に至るのかという全容を知らないが為に、「まるごとわかめうどん」と前のめりに来られても、何がどうまるごとなのか全く理解できませんでした。




きつねうどん
野菜かき揚げ
半熟たまご天
いなりずし


きつねうどんの難儀なところは、油揚げが掛け布団のように器に蓋をしている為に、麺を取り出しづらいというところにあります。
半熟たまご天は味が濃くおいしかったです。
うどんを食べながらいなりずしを食べるのはうどんファンなら当然ゾンジアゲだと思うのですが、麺を食べながらご飯というのはやはりおかしいですね。
ラーメンを食べながらご飯というのもおかしいです。
おかしいな、変なことをしている、と訝しがりながら食べるもので、未来永劫その違和感に慣れることはないのだろうと確信しています。




牛肉ごぼう
とり天
鮭おにぎり
こんにゃく


はなまるうどんのスタッフルームのドアから出てきた女性がそのまま列に並び、この牛肉ごぼううどんを食べているのを目撃しました。
松屋でも、オリジナル丼みたいなのをつくって休憩に入る店員さんを見たことがありました。
安心感と親近感が発生します。




塩豚ネギ
コロッケ
ちくわ磯辺揚げ


コロッケの衣はバリッバリであるべきです。
バリッバリしていました。
良かったです。




野菜まる天
辛子明太子おにぎり
すじ


あまり記憶にありませんが、きつねと同様、まる点が蓋となり、麺を食べるのを妨害していました。





カレーうどん
梅おにぎり
納豆ねばとろ小鉢
さつま揚げ


地獄でした。
ぼくはねばねばする食べ物があまり好きでなく(食べられなくはない)、梅もあまり好きじゃない(食べられなくはない)のです。
松屋の時も納豆でたいへんに苦しみました。
この世界最ヘイト物質をやっつける為、ぼくは一計を案じました。
カレーうどんで風味を消すという、IQ五兆みたいな名案でした。
お陰で松屋でのあの辛酸と苦汁を鼻の左右から交互に吸引するような地獄を見ずに済みました。
ただ、納豆とおくらでもう最悪にねばねばだと思っていたのですが、納豆の匂いをおくらが軽減してくれたように感じられました。
伝え聞いたところによれば、納豆国の住民は、キムチやら、ネギやら、様々なものを投入して食すのだそうで、ぼくも倣ってなんでもかんでもブチ込んでわけわからないようにしちゃえば案外平気で食べられるのではないか、などと想像しました。





塩豚おろしぶっかけ
しょうがいなり
大根
たまご
はなまるオレンジ


しょうがいなりは若干ガリの味がしました。
いなりは寿司の端くれなのでどこで買っても大抵ガリが付属しますが、それが事前に混入されているというなかなか工夫の利いた一品でした。
はなまるオレンジはふつうの果汁10パーセントのオレンジジュースでした。




おろししょうゆ
ごぼう巻き
厚揚げ


これで最後です。
最後なのに地味です。
特に感想はありません。



大書するくらいなのだから、全種制覇でかけ小永久無料券(ヴァンダレイ・シウバはなまるうどんのイメージキャラクターで、一生無料券を持っている)を贈呈してくれたりすれば良いのにと思う。


メール会員になったのに全制覇するまでに一度もメールが来なかった。


はなまるうどんに行く度に「ブログのコンテンツにするぞ。記事にまとめるぞ」と意気込んでいたのに、終わってみたら一体なんだったんだという感じで、最後の画像を貼ってる辺りで一気に老け込んで来たのを感じます。



以上、オソバマンでした。