LINEスタンプ制作後記
LINEスタンプ『必携カタカナ語まとめ』のご説明 - おそば湯屋
<追記:↑スタンプは無事リリースされました!宜しくお願いします>
公開は早くて来月中といった感じでしょうか。今朝ようやく審査のリクエストをしました。
描き始めたのが五月二十日なので、約一ヶ月掛かりました。とても長かった。当初は三日くらいで作るつもりでいたので十倍掛かった計算です。
こうして時間と労力をかけて作ったものでも、いわゆるリジェクト(ガイドラインに抵触したとみなされ審査に通らず、販売できないこと)に遭うかもしれないので、無事に販売開始と相成るまでは気が抜けません。修正指示が出ればすぐに対応しなければなりません。
更に販売開始となっても売上が一万円(単価100円の内、半分が利益となる為、最低でも販売個数は200個)に達成しなければ振込請求が出来ない為、利益は出ないことになります。シビアといえばそうですが、当然といえば当然のルールです。
今回はスタンプを審査に送るまでにしたことを書いておこうと思います。
まずLINEクリエイターズスタンプという話を初めに聞いたのが四月下旬頃で、アイディアを出し始めたのが五月八日の販売開始以降とかなりのスロースターターぶり。四月から既に「販売開始と同時に出せた人達が売れて、その後は尻すぼみになる」という話はしていて、準備を始めている人達も見掛けたんですが、流行に一周遅れて乗る悪い癖が出ました。
上の画像だけを見るとかなりカオスで意味不明なスタンプに見えると思いますが、実際に販売されるものにはきちんと意味が解るよう工夫がしてあるのでご安心下さい。
この工夫に時間が掛かっていて、インターネットや図書館で文字を読む作業が五割、イラストを描くのが三割、画像の編集が二割という感じでした。
LINEの審査リクエストページには「作品が確認できるURL」を入力する欄があって、このブログを指定した際に過去のエントリーを見ていたのですが、過去に描いた四コマの中に今回のスタンプと被っている絵がいくつかありました。
上に貼った画像と比べてみると判ると思います。何も成長していない。ただ、今回のスタンプがぼくの描いたものだという証明を補強することは出来そうだと思い並べてみました。
スタンプ制作においては、まずSAIで描いて、GIMPとPhotoshopElementsでサイズ変更や縮小等の編集をしました。
デジタルツールに不慣れなもので、かなり遠回りをしました。バケツツールを使わずに隅までコツコツ塗ったりして……ペン入れツールなるものの存在も知らず、鉛筆ツールで下描きもせず描いていた為、世の中にはこんな便利なものがあるのかと驚きました。GIMPでは[画像の自動切り抜き][キャンバスのサイズ変更][画像の拡大・縮小]がとても便利で、「370×320pxの画像内に10pxの余白を入れる」という面倒そうな作業もそれなりにこなせました。
作ってみた感触としては微妙なところで、かわいいとか、テンプレに則ったものでは全くなく、魅力ある絵柄でもないので、受け入れられるかどうかは判りません。売れる自信などは全くありませんが、ひとまずは作り終えて安心しています。
また、二作目、三作目のアイディアもあるにはあるし、一作目と比べてかなり楽に作れると思うので、折を見て作ってみようかと思案しているところです。
公開前になったらまた改めてアナウンスさせて頂こうと思っています。