団地の、もうひとつピンとこなかった写真
ぼくは団地が好きで、ちょくちょく行ってはiphoneのカメラに収めていてinstagramにアップしています。
ここではinstagramにアップしなかったものを供養のためにいくつかまとめてアップしようと思います。
公団っていうのは戦後から高度成長期まで続く深刻な住宅不足を解消すべく昭和三十年に設立された日本住宅公団のことです。
ここでいう公社は地方公共団体による住宅供給公社です。
公団牟礼団地
荒い。
東日本の団地の神様と呼ばれた牟礼団地のスターハウスはもうありません。
空き家も多いのですが、バスはかなり頻繁に出入りしています。
都営上石神井団地
色合いがかわいい。
この階段がとても変わっていて、写ってないけど逆側もこんな階段がついてて、一階は保育園。
都営田無北原町アパート
住棟が普通で、給水塔も普通だった。
公団西大和団地
判りづらいですが、ピロティに子供が立っています。
陸上自衛隊朝霞和光特別借受宿舎
西大和団地と駐屯地に挟まれている……というか、国が西大和団地の一部を借り受けているのかな。
青くてかわいい中層フラット棟が10棟ちょい並んでる。
都営南田中団地
一階が店舗になっている、いわゆる下駄履きの住棟。
写っていませんが、奥に通っている笹目通りの下を通る半地下のトンネルとセットで好きです。
こちらも南田中団地。
給水塔があるとついセットで撮ろうとしてしまいます。
手前は石神井川
団地は川沿いに建っていることが多いです。
板橋区営赤塚三丁目アパート
坂に面しています。
都営第二鷺の宮アパート
鷺の宮というと、昭和三十年代初期、阿佐ヶ谷住宅以前に建てられた前川國男型テラスハウスの鷺宮住宅が有名です。
都営桐ヶ丘アパート
ぼくは団地をノスタルジーの対象として見たことは今までありませんでしたが、桐ヶ丘には、ここにいたらダメになると感じさせる程の居心地の良さがありました。
このままここで昭和三十〜四十年代のドープな空気を吸引し続けたら帰ってこられなくなると思い逃げ出しました。
公社富士見町住宅
昭和四十六年に分譲され、去年建て替えが決まった団地です。
以前、善福寺川沿い周辺をジョギングしていた時に、刑務所の壁のような荻窪団地の単身者棟を見て、その存在感が非常に素晴らしいなあと思っていたのですが、ちょっと目を離した隙にシャレール荻窪というシャレオツ集合住宅になっていました。
こうして見ると並んでいるのは全て中層棟ですね。
団地についてはこれからもたまに書こうと思います。